【翻訳】Slashdot、SourceForgeに関するニュースを隠蔽

Traslation of "Slashdot Burying Stories About Slashdot Media Owned SourceForge"

Posted by midchildan on June 6, 2015

何かしらテクノロジー関連のニュースサイトを追っていたなら、SourceForgeがオープンソースプロジェクトのアカウントを乗っ取りGIMPなどのインストーラーにアドウェアを混入したことは聞いただろう。知らない人のために説明すると、SourceForgeにはアドウェア塗れのインストーラーにまつわる長い歴史を持つが、それには従来プロジェクト側の明示的な許諾が必要であった。しかし今回多くのプロジェクトにアドウェアの同梱が強制になってしまったようだ。

SourceForgeがアドウェアを同梱する機能を導入した頃から多くの人は警戒していたものの、少なくともそのプロジェクトの決断に基づいて同梱してるからと納得することが出来た。しかし今となってはSourceForgeははっきりと悪意を示し、16年間に渡り積み上げられてきたユーザーの信頼を完全に消し飛ばしてしまった。少しでも事情がわかる人ならば二度とSourceForgeからダウンロードすることは無いだろう。もしもアドウェアを配布した罪で検索エンジンがSourceForgeに対し制裁を加えれば、この話を見てない人からのトラフィックもなくなり、一切の価値がなくなってしまうだろう。

このような話を聞くたびにユーザーの信頼を破壊することがどれほど簡単であるか、そしてブランドを作るよりも壊すほうがどれほど簡単であるかに驚く。これに関係して、Slashdot(SourceForgeと同じ企業に保有されてる)もまた自らのブランドを破壊しようとしていて面白いものを感じる。Slashdotはこの事件について一切報じなかった唯一の大手テクノロジーニュースサイトであり、それはSlashdotがこれに関係したニュースの投稿をことごとく隠蔽してるからである。これにより、人々は別の記事にこの事件についてコメントを投稿するようになった。

私はこれを信じられない行動だと思っている。SlashdotもSourceForgeも同じSlashdot Mediaによって所有されてる。SlashdotがSourceForgeがアドウェアのアドウェア同梱に関するニュースを削除することがSlashdot Mediaにとって最終的に良い結果をもたらすとどこの誰が考えるであろうか?GoogleやGoogleニュースを検索すればこの事件はもうすでに数多くの大手テクノロージーニュースに取り上げられてることがわかり、このニュースを抑えようとすることが完全にほとんど無駄であることがわかる。最悪、このような行動によってSlashdotはDiggの二の舞いを踏み、管理者を信用しなくなってより検閲がされないサイトに移るだろう。基本的にSlashdotにとってもこのような行動は百害あって一利なしだ。

Slashdot Mediaを所有する企業であるDHIがなぜそのようなことをしたくなるかは分かる。DHIの最新の収支報告書を見ると、Slashdot Mediaの調子があまり良くないことが分かる。何がなんでも悪い評判で人々がSlashdotから離れることを阻止したいのだろう。

企業とその他の部門の収益はSlashdot Mediaのいくつかの収益源が下がった影響で2015年3月31日までの四半期に450万ドルに減った。

これと2012年第4四半期にDHIがSlashdot獲得したときの収支報告と比較しよう:

収益はSlashdot Media獲得による収益470万ドルを含め、総額5270万ドルまでに達した。

「企業とその他」はSlashdot Mediaの他にも多くの組織を抱えているようである。しかし、SourceForgeから得られる短期的な収益を絞りとっても、2012年にSlashdotから獲得できた収益以上の額の損失を出している。SourceForgeとSlashdotに関する当初の方針は「ユーザーとの関わりのあり方を乱さないように現状を維持する」といったものであったが、それが思惑通りにいってないことに気づくのにそう時間はかからなかった。これは2013年の収支報告書の一部である:

広告収入はこの1年間で下がり続け、Slashdotの広告事業が将来的に伸びることは期待できない。したがってSlashdot Mediaに関連した720万ドルの無形資産と630万どるの営業権は無価値になってしまった。

私が記憶してる限りでは、この後すぐにSourceForgeは明示的に許諾をしたプロジェクトでアドウェアやマルウェアを試験的にバンドルするようになり、今日に至る。

Slashdot Mediaを立て直すためになんとしかしたい気持ちは理解できるが、Slashdotの評判に回復不能な傷を付けることが一体何の手助けになるか理解し難い。察するに、「何かをしないといけない。これなら出来る。したがってこれをやらないといけない。」といった典型的な三段論法に囚われてしまったのだろう。

追記: この記事が書かれた翌日、他の多くのサイトに一週間遅れてSourceForgeとGIMPに関する記事が掲載された。編集者が週末を終え仕事に戻ったら自分たちがこのニュースを「隠蔽」しようしていると人々が「大騒ぎ」していて驚いたというような説明がされていて、まるで週末でなければ記事が載っていたかのようであった。だが最終的にSourceForgeとGIMPに関する記事を投稿した人も含めて、先週の水曜日この話が急速に広まりだしてからも様々な編集者が他の記事を数十も投稿していたことを考えればこれは説得力に欠ける。また、Slashdotは「マルウェア」や「アドウェア」という言葉を使わないようかなりかなり気を使っていて、代わりに「改変されたバイナリ」や「サードパーティのオファーを提示する」というような言葉を使用してる。これはCmdrTacoの時代には考えられなかったような対応であるが、今は見ての通りである。

もちろんこれらは全て思い違いかも知れないし、きちんと判断できるほどの情報も入手できないだろう。ただSlashdotが出した言い訳では不信感を拭い切れないのは事実だ。

元記事: Slashdot burying stories about Slashdot Media Owned SourceForge